04 メバル釣り実践編 その2
光の中は光で釣る
夜光ワームの極意
メバルはとても視力のいい魚ですが、暗い中で移動するワームを喰わせるためにはいくつかのコツがあります。ただよく見えるワームを使うだけでヒットする魚ではありません。
ワームが光を放っていれば、暗い中でもよく目立つためヒットに繋がりそうな気がします。たしかに、外灯のある明るい場所なら、周囲の明るさと発光ワームの明るさに差がないのでヒットは増えます。
しかし周囲が真っ暗なときには、光っていることが逆に警戒される結果を招きます。暗い場所にいるメバルの眼は暗さに順応しているため、ワームが光ったのでは目立ち過ぎるのです。暗い場所ではニセ物だと見破られないよう、光量が落ちるまで待ってから使ってください。
延べ竿を使うときなど、超スローでスイムできるときは、むしろ蓄光させずに使う方がよく釣れる事があります。



● 外灯がいくつもあるような港湾
光の中を釣る場合は、日中と同じように考えて良いでしょう。暗いとはいえ、メバルにワームは充分に見えていますから、どちらのタイプでも釣果を上げることができます。
● 月明かりや外灯のあるやや暗い条件
光量の落ちた蓄光ワームに効果があります。暗い場所を非発光のワームが速いスピードで移動したのではさすがのメバルもバイトできません。認識しやすい微発光ワームにヒットします。
● 外灯のない防波堤や磯
メバルの眼は暗い場所に適応して、暗視モードに入っているため、ワームが光ったのでは見切られることが多くなります。こんな場所では ルミコ で勝負。点発光で生物発光を演出してください。
タナをキープしながらワームをリトリーブする以上、ある程度のスピードになるのは避けられません。明るい場所ならどんなスピードでもワームを認識できますが、暗い場所であまりに速く移動されたのではメバルの動態視力を超えてしまいます。
ワームの波動を感じても、そのものが認識できないほど速く動いていたのでは喰いつくことができません。リグを引くスピードをどれだけスローにできるかが、メバリングの釣果アップの秘訣です。
これをカメラの露出に例えてみます。充分な光量がある場所では、動く物体でもはっきりと写すことができます。しかし暗い場所では、よほどゆっくり動くものは写せても、高速で移動する物体を捕らえることはできません。
もともとメバルの目はF1.0クラスの明るいレンズ。明かりのない場所では、ISO感度も限界まで増感され、シャッターも低速になります。暗視モードだから、ゆっくり動く物体なら認識可能。
しかしこのとき、明るすぎる物体は露出オーバーになって結像しません。



水中ウキで遠くを攻める
ジグヘッドは軽いほど感度がよく、着水即アタリを取りやすくなりますが、遠くのポイントまで飛ばすことはできません。
重いジグヘッドを使えば遠くまで飛ばせ、風のある日でも釣ることができますが、沈降スピードが速すぎるため、アタリそのものが減ってしまいます。夜間の場合は1.5gのジグをカーブフォールさせたときのスピードが、メバルが追随できる限界の速さだと思われます。
遠投が難しい軽量ジグヘッドでも、水中ウキを使えば飛距離をかせぐことが可能です。水中ウキの重さで遠投し、さらに、ゆっくりとしたウキの沈降に合わせて、ジグヘッドにブレーキがかかりながら沈んでいくため、釣果も格段にアップします。水中ウキは水流のある場所では浮き上がるため、根掛かりが軽減するのもメリットです。
タックルに水中ウキを通すだけの簡便さ。ルアーロッドを持ってなくても磯竿で釣ることができます。リグもジグヘッドから生きエサ、胴突きまで幅広く応用できます。
遠投のほか、風が強いときや表層流があるときにも水中ウキが便利。アタリをラインの張りで取るため、蛍光カラーのナイロンラインまたはPEを使います。竿は1.5号程度の磯竿でも、8フィートクラスのルアーロッドでもOK。藻の穴を狙ってください。この方法はメバル釣りのほか、管理釣場で小型のルアーやメタルジグを遠投するときのトバシウキとしても有効です。
パロマーノット
滑りやすい金属製のアイに対して相性抜群。 暗くても簡単に結べ、しかも最高の結束強度が得られます。

① ラインを10cmほど折り返してアイに通します。

② ダブルのまま、ハーフヒッチをかけたら、

③ 輪の先を広げてジグに通してください。

④ ループをターンさせてラインを引っ張ります。

⑤ 結び目をキッチリ小さく引き締めてください。

⑥ ラインをしっかり引っ張ったら余分をカット。