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平戸島と右岸の前津吉から紐差に至るのが県道155号線。女鹿の地磯はそのすぐ下にあり、明るければ誰でもすぐ分かる。ただ、道路から海岸に降りるまでは赤土の斜面を通らねばならず、雨後は滑りやすいのが難といえば難。 釣り場は北東から南西に長くのびていて、ポイントも広範囲に至るので収容力はかなりのもの。対象魚は主にチヌ。潮は全体的に左流れの上げ潮の方が釣果はあがっているようだ。 主なポイントとして、まず突端AはBの先が切れているから満潮前後は通れない。周辺は根が張りだしていて、その先もあまり水深はない。一部、切れているところがあるのでそこがポイントの中心になる。 B、C間は根が張りだしていたり切れていたりという違いはあるものの、似たような地形で条件は同じと考えてよい。ただ、波があるときは小さなワンドでサラシができるから、そこを攻めることになる。釣り型はAも同様で固定ウキを用いて二ヒロ前後のタナをとったフカセ釣り。サラシの切れ目までをねらう徹底した瀬際釣りが功を奏する。 Dはほかより若干水深があり、カゴ遠投で小型中心ながらクロが出る。そのためチヌも移動ウキを使ってやや沖目を攻める。 E、F、GもAからCと同じ攻め方をすると、チヌのほかクロも望める。そのためサラシが欠かせないが、足場が低くすぐ波をかぶるので無理はしないこと。 |
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