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WONDER LAND 2 【 エサ編 - マキエ 】 |
Q 64. |
寒い時期は釣場に行く途中でマキエを買うと、釣場に着いてもまだオキアミが溶けていません。どうすればいいですか? |
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段取りという言葉がある。物事が上手く運ぶように前もって手順を整えておくという意味で、仕事においても、釣りにおいてもこれは欠かせない。 磯に上がっていざ釣りを始めようとしたとき、まだオキアミがカチンカチンに凍ったままだったというケースは、この段取りが悪い好例だといえる。
拡大解釈すれば、釣場の選定や釣り日時の決定も釣りの一部になる。当然、オキアミやアミは前日から用意し、釣場ではすぐ使える状態になっていることが望ましい。 もちろん、季節によって気温が違うから、冷凍されたブロックはそれに伴って解棟時間が異なる。夏の暑い時期に遠隔地へ釣行する場合は、冷凍状態のままクーラーやバッカンに入れておく。
冬場は外に出して半解凍の状態にして、それからクーラーにしまって持参する。 このとき、陽の当たるところと日陰とでは解凍の時間が違ってくる。また、水分の多いアミはオキアミより時間がかかる。 もっとも、すべての人が前日に用意できるわけではない。仕事が忙しくて、とても釣具店で買ってくる余裕がない人だっている。釣行が急に決まることもあるだろう。そんな場合は釣行途上にある釣具店に電話して、溶かしておいてもらおう。 ただし、その場合は釣りが中止になったら、すぐ釣具店に連絡しておく。でないと信用をなくし、二度と引き受けてもらえない。
どうしても、釣りに行く途中で冷凍したままのオキアミを買わなければならなくなったときは、一角だけを図のように海水に浸ける。 残りはできるだけ早く、冬なら日向、夏なら日陰に並べる。そして、黒くならない程度に全体を解凍させる。 |
★ ワンポイント・レッスン ★

オキアミやアミは、ブロックのままより細かく削ったほうが早く解凍する。そこで、体を暖めるためもあって (?)、冬の磯ではイの一番にオキアミを小さく削る人が多い。 しかし、オキアミを本当に小さく削っていいのかどうかを考えてほしい。原形のままがいいか、それとも小さく刻んだほうがいいかは諸説ふんぷんで、クロとチヌとでも違う。 自分なりにはっきりした目的意識を持って、オキアミを刻むかどうかを決めよう。 |
A 64. |
基本的には前日にすべて用意する。それができない場合は、早めに現地で海水に浸けて解凍する。安易に削るのは禁物。 |
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