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WONDER LAND 2 【 仕掛編 2 - ウキ 】 |
Q 38. |
いつもトップが赤いウキを使っています。 グリーンやオレンジのトップもありますが、どんなとき効果があるのですか? |
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棒ウキにしろ円錐ウキにしろ、トップは一番見やすい色でなければならない。一般的にはそれが赤ということになっているが、周囲の状況、赤く塗られた部分の面積、視線の角度にも影響される。 したがって、必ずしも赤が一番見やすいわけではない。 また、同じ赤の中にも「明るい赤」「暗い赤」「黄色っぼい赤」とさまざまな「赤」がある。それらを使い分ける必要もあるだろう。
赤以外の色が見やすくなる顕著な例としては、ウキを沈めたときがある。魚の食いが渋いときは、ウキをぎりぎりまで沈めててシプシプ状態にする。また、魚のタナを探る目的で沈め釣りをする場合は、完全に水中にあるウキが見やすくなければならない。 そんなとき赤いウキを使うと紫っぼくなり、見にくくなる。だが、黄色やグリーンはある程度の深さまで沈めてもよく見える。
また、背中から太陽光線を受けるときもグリーンや黄色は見やすい。 オレンジは海の色が濃紺のときや曇天時に使うと視認性が高い。 このオレンジは、さらにトーナメント思考の釣人にも好んで使われる。通常の状態でオレンジを使うと、自分には見えるが、他の釣人はほとんど見えない。これだと、対戦相手にポイントを読まれる心配がない。
このように、光の方向や周囲の色・明るさが視認性のキーになっている。変化する状況に合わせて交換できるように、色違いで数種類のウキを準備しておくといい。
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● 最近は、トップが赤と黄色の二色を使ったバイカラーのウキも登場している。これは、ウキが浮いたり沈んだりを繰り替えるときに威力を発揮する。沈めどんくりSPや高園どんぐりSPがバイカラーを使っている。 |
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★ ワンポイント・レッスン ★

先天性色覚異常の一つに赤線色盲がある。これは赤と緑と黄色がすべてグレーに見えるというもので、通常のウキでは非常に見にくい。 そんな人のために、拠゙研ではトップが白いウキを注文製作している。少数でもできるだけ対応したいので、気軽に連絡してほしい。 |
A 38. |
ウキを沈める場合、背中に太陽があるときはグリーンが見やすい。
オレンジは海の色が濃紺のとき、または曇天のときに使う。 |
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